2013年2月4日から2月8日、神戸で「あなたの脳障害児になにをしたらよいか」のコースが開催されました。
このコースは、脳に障害のあるお子さんをお持ちのお母さん・お父さんを対象に開催しています。
自閉症・学習障害・脳性麻痺・精神薄弱・てんかんとさまざまな診断名のついているお子さんたちに共通しているのは、脳の発達に問題があるということです。ダウン症は染色体の問題が原因ですが、染色体の問題とは別に脳の発達を促すことはできるので対象となっています。



このコースではまず、脳障害とはなにかについて説明します。そして、ご自分のお子さんの発達の状態を評価する方法をご両親にお伝えします。お子さんの問題点を明確にし、その問題を克服するためにはなにをすればよいか、具体的なプログラムについて説明します。

家庭で現在プログラムに取り組んでいる親子が、様々なプログラムをしている様子を参加者の前で披露する時間もあります。また、実際に自分でそのプログラムを体験する時間もあります。実際に見て、体験することによって、家庭でどんなことをするのかを実感しながら学んでいけるようになっています。


コース終わりには、研究所のスタッフに確認しながら、最初に家庭で行うプログラムを完成させます。家に帰ったらすぐにお子さんに働きかけを始めることができます。

コースが終わってから約1ヶ月が過ぎ、お子さんにプログラムを始めて手ごたえを感じている報告が、参加者の方々から入ってきています。



今年のコース参加者の感想をご紹介します。


 今日まで子どもに対して「何でこれができないんだろう?」「どうすればいいんだろう」とずっと悩んでいたことが、このコースを受けてはっきり解決した。これほど分かりやすく明確に教えてくださるところは他にはないと思います。  Y.W

 我が子の状態が診断できたことが良かった。どこの病院へ行っても誰も教えてくれませんでした。  M.M

 何かを選び、実行しようとするときは、それに対して批判したり、皮肉を言ったり、あざ笑う人たちがいるものだと思います。でも、そうした人たちが確実に子どもをよくしてくれる具体的な方法を教えてくれるわけではない。自分の気持ちを信頼して動けば、同じような仲間にも会えるものだと感じました。   E.M  

 こんな長い講義をしかもビデオ講義なんて退屈だろうと半信半疑でしたが、こんなに集中して真剣に参加できたのは一生の中でこれが初めてです。   S.K

 子どもはよくなりたい、とずっと待っていてくれている。
そして、そのゴールを目指して歩く道のりは絶対の確信を持っての道のりでなくてはならない。   T.T

 期待していた以上のものでした。脳障害は治らないというイメージが自分の中にもあり、あきらめていましたが、脳の神経編成のことや発達プロファイルを見せていただいて、がんばれば希望が持てるのを知ってとても嬉しかったです。   T.O

 病院や療育センターで聞かされるのは「障害がある」ということだけ。一番知りたい「なぜそうなったのか」「どうすれば良くなるのか」その答えを教えてくれました。   T.I

 プログラムをおこなう理由を学び、納得したことで、今まで以上に積極的にプログラムに取り組むことができると思う。   H.K

 「どうして?」「おかしい」と思っていた心のもやもやが晴れました。    K.S